アニメやゲームのキャラクターに扮してコミケやプロモーションイベントに出演するコスプレイヤーには、生粋のアニメ・マンガ好きの方がたくさんいます。今回は、『ブルーロック』の人気キャラ、凪誠志郎が推しだという、コスプレイヤーでグラビアモデルの紅羽りおさんにインタビューを受けていただきました。“推しぬい”が自宅に20体以上もあるという紅羽さんの「ぬい活」を伺いました。
プロフィール
コスプレイヤー・グラビアモデル 紅羽りおさん 12月2日生まれ、東京都出身。趣味は、ぬいと海外旅行、ダイビング、ゲーム。高校生から男装メインのコスプレを始め、18歳から水着グラビアに挑戦。SNS総フォロワー数は38万。2024年には、おぶちゃ7周年記念公演『ポエム同好会』に出演し、俳優としてのキャリアもスタートした。2025年4月放送開始のドラマ『恋も教えてくれますか?』 (チバテレ 毎週木25:00~25:30)にて、主演・佐藤心愛役を務める。 |
素で人前に立てるコスプレが、人見知りな自分を変えてくれた
――コスプレにハマったきっかけは何ですか?
紅羽さん:母がマンガ好きなこともあって、小学生の頃から『犬夜叉』や『NANA』を読んでいました。ほかには、『ONE PIECE』『NARUTO -ナルト-』『BLEACH』など、男の子のキャラが活躍する少年マンガも大好きでした。
中学生の頃は、クラスの同級生たちと『黒子のバスケ』の話で盛り上がったり、ライトノベルにもハマったりました。
コスプレを本格的にやるようになったのは高校生になってからです。当時流行していたゲーム『あんさんぶるスターズ!!』の男装コスプレを始めたのがきっかけで、平日学校に行き、週末にコスプレを楽しむという生活を送っていました。
そのうち、レイヤーさんが集まるイベントに行きたいな~と思うようになって。同じ作品のコスプレをするレイヤーさんが複数人集まって撮影をする「併せ」というのがあるんですが、『あんさんぶるスターズ!!』の併せがあることをサイトで知り、『acosta!』というコスプレイベントに一人で参加しました。もともと人見知りで一人行動も苦手だったのに、あのときは自分でも驚きの行動力でしたね。
そのイベントでたくさんのレイヤーさんと友だちになって、ご飯にも行くほど仲良くなりました。
――人見知りな性格だったのに、コスプレにハマってからずいぶん積極的になりましたね。
紅羽さん:小さい頃から人前に立ったり、人の目を見て話したりするのも苦手で。この緊張しいな性格をなんとかしたくて、中学と高校では演劇部に入部したほどでした。高校生では生徒会にも入ったんですよ。生徒会長にもなったけど、やっぱり人前に立つ苦手意識は消えなくて。
演劇部や生徒会は「自分を変えたい」というきっかけで挑戦しましたが、コスプレは心から「楽しい」と思える気持ちが強かったから、たくさんのカメラマンの前でも平気だったんですよね。自分でも不思議だなと思っています。大好きなキャラのコスプレをしている瞬間は、「素の自分」でいられました。
レイヤーの友だちとの出会いも、自分を変えてくれた大きな出来事でした。高校にもアニメ好きの友だちがいましたが、あまりディープな話ができなくて……。そうしたフラストレーションをレイヤー友だちと一緒にコスプレ撮影をして発散していたのかも(笑)。同じ熱量でアニメや推しキャラの話ができるのが本当に嬉しくて! オタ活、最高です!
――今では、グラビア、舞台、声優とどんどんお仕事の幅が広がっていますよね。
紅羽さん:おかげ様で、コスプレのお仕事以外にもたくさんの経験ができました。昨年は、『ポエム同好会』という舞台に出演し、初めて本格的な演技に挑戦しました。
廃部の危機を迎えた「ポエム同好会」に所属する陰キャな高校生たちが奮闘する青春コメディで、私はポエム同好会の5人を影から見守る後輩の岩田香織役を演じました。
学生の頃は演劇部に所属していましたが、舞台公演は初。とても不安でしたが、演出家や先輩俳優など、みなさん優しくて。練習の熱量もすごいし、改めて演技の奥深さを感じました!
また、今年は『もっとアニマルパークへいこう!』というアニメ作品で声優デビューしました! 保護犬役なんですが、犬の鳴き声マネじゃなくて、ちゃんとセリフがありました(笑)。
コスプレのお仕事は、案件イベントの出演以外にも、月1回の撮影会をやっています。これからも、さまざまなお仕事にチャレンジしていきますので、応援をよろしくお願いします!
4体のぬいを連れて台湾旅行に。大好きなぬいとのお出かけが好き
――推し活グッズでは、最近何を購入されましたか?
紅羽さん:推し活グッズでは、ぬいのほかにアクスタやチェキ風カード、Tシャツなど欲しいと思ったグッズは即ゲットします。
根っからの推し活好きなので、レアものが欲しくてグッズを大量購入しちゃうこともあります。最近はVTuberの『にじさんじ』が好きで。去年デビューした北見遊征、魁星、榊ネスによる3人組ユニット『3SKM』のハーフアニバーサリーを記念した、日本酒グラスと升のセットを買いました。
――ぬいもたくさん持っているそうですが、今は何体のぬいが自宅にいるんですか?
紅羽さん:モフフサを入れて、家には20体以上います! 推しぬいにハマったきっかけは、ファンの方からプレゼントされた『ハイキュー!!』のぬいでした。最初に買ったのは、赤葦京治と木兎光太郎の2体です。そこから、推しキャラのぬいがどんどん増えていって。
アクスタも好きなのですが、折れるのが怖くて基本的に家に飾って楽しんでいます。その点、ぬいは一緒にお出かけできるのがいいですね!
大きいのは部屋に飾って、小さいのは一緒に旅に連れて行きます。2月に行った台湾旅行では、お気に入りの4体を連れて旅を楽しみました。3月のタイ旅行では、モフフサの凪君を連れて行きました! プーケットの白い砂浜と、凪君の髪色がマッチしそうだなと思って。
モフフサのふわっとした耳毛がお気に入り!
――昨年に販売されたモフフサの『ブルーロック』コラボ第一弾から、凪 誠士郎の2体を購入されたんですね。
紅羽さん:はい! ブルーロックのアニメを見て、凪くん推しになりました。最初は顔がタイプで、白髪とかかっこいいな! から入ったのですが、めんどくさがりで飽きっぽい性格は自分と重なる部分があって……。あと、凪くんはサッカー、私はコスプレと熱中できるものに出会えた点も親近感が湧いて好きになっていました。
モフフサに出会ったのは、凪君のグッズをネットで検索していたときに、「なにこれ! かわいい!」と思ったのがきっかけです。モフフサぬいと、モフマロホルダーをすぐに予約したんです。
――モフフサは、アニメやマンガのキャラクターと動物をかけ合わせたデザインが特徴ですが、ケモノぬい大好きな紅羽さん的にどんなところが魅力的ですか?
紅羽さん:凪君をケモノ化したデザインですが、口元、まゆげ、目元などキャラクターの特徴をとらえていて、とても愛着が湧きますね。この目が垂れているところなんか凪君っぽいって思います。
ハムスターとか猫とか、モフモフした動物が大好きなので、このモフフサも動物と同じようにそばにいてくれるだけで癒されます。
猫やうさぎの、毛に埋もれた耳が好きで、コスプレで使う猫耳カチューシャとかも持っているんです。この凪君のモフフサも、耳の中の毛がふわっとしているところが、私的に癒しポイント高いです!
これからも、モフフサにたくさん癒されてください! 最後にファンの方へ向けてメッセージをお願いします。
紅羽さん:モフフサは、名前の通り「モフモフフサフサ」の毛がたまらなくて。触り心地良く、どんどん愛着が湧いてきますね。キャラクターごとに違うケモノなんだけど、アニメ原作のキャラの外見や特徴をとらえていて、一目で「凪君だ!」って分かるところもすごいです!
推しの気持ちをよく考えて作られていることも伝わって、とても嬉しくなります。コラボシリーズのラインナップを集めて部屋に並べたくなっちゃいます。ぜひ、モフフサをあなたの推しぬいの仲間に迎えてあげてくださいね!
販売サイト イタテリ屋